第10回エコまつり“環ッハッハinよしじま”2013開催要領決定
2013年08月15日 09:54第10回 エコまつり“環ッハッハinよしじま”2013 開催要領
1.趣 旨
近年、急激な地球温暖化の進行、増大する廃棄物の処理、大気・水・土壌環境の悪化など加速度を増す環境問題への対応が迫られる中、世界各地で「持続可能な循環型社会」を目指すまちづくりの潮流が生まれています。この世界的な流れの中で、中国地方各地でも「ごみ8種類分別収集」「環境学習実践マニュアルの作成」「新エネルギーの開発」など様々な取り組みが行われています。
これらの取組みが行われることによって、私たちの生活環境はどのように変わるのか?
その意義や、その結果われわれが得ることができるものは何なのか?
未来からの預かりものである環境を、次世代へ引き継ぐためのヒントを得るため、そして市民のひとり一人がライフスタイルや価値観を「環境」の視点から考え、環境問題解決に向けて具体的に実践できるきっかけづくりとして、「エコまつり“環ッハッハinよしじま”」を開催することとしました。
“未来の子どもたちへ 守りたい 引き継ぎたい
美しい広島 美しい日本 美しい地球”
を合言葉に、市民ひとり一人は自分でも実践できる小さなことから、着実に取り組みを深めていきます。
さらに、参加企業・行政の環境問題への取組みを紹介するとともに、正確な情報提供と環境意識の啓発、より有効な環境保全活動の展開、環境保全の仕組みや法制度などの拡充・強化への方策を考える糸口となる取組みを展開します。
今回の「エコまつり“環ッハッハinよしじま”」の開催を通じて、市民・企業・行政のパートナーシップの確立が図られ、その輪が地域全体に拡がっていくことにより、“地域力”が高まり、地域が活性化し、そして持続可能な循環型社会への実現につなげていきます。
2.開催コンセプト
山積する環境問題の中で「増大する廃棄物」に着目し、「資源の有効活用」を目指します。
お祭りなどのイベントを実施した後に排出されるごみの量は膨大なものがあります。まさに現在の使い捨て文化の象徴ではないでしょうか?
ごみ処理を考えるとき、出てきたごみの処理を考えがちですが、本来はいかにごみを出さないようにするかを考えることが必要です。
限りある資源を有効に活用し、その多くを未来の世代に引き継いでいくためにも、ごみ処理焼却施設である中工場において、限りなく『ごみ0(ゼロ)』を実現することをコンセプトに、会場内で催される様々なイベントに創意工夫を凝らし、ごみの減量化の可能性を追求します。
10年目を迎える今年は、イベントテーマの「“つむぐ”こころで豊かに暮らそう」として、市民のみなさんが同じ意識を持って環境問題を(エコまつり)当日だけでなく1年間を通して環ッハッハinよしじまのコンセプトを生かしつつ、エコを実践し、発信できるような継続可能な取り組みへと発展させていきたいと考えています。
3.開催日時
平成25年(2013年)10月13日(日) 10:00~15:00
4.開催場所
広島市中工場と駐車場、芝生広場(広島市中区南吉島1丁目)
5.主 催
エコまつり“環ッハッハinよしじま”2013実行委員会
構成団体:地域団体、環境活動団体、広島市環境局(中工場)、
〔財〕広島市未来都市創造財団吉島公民館 他
6.内 容(予定)
(1)工場内イベント 6階 工場見学会・事前説明
2階 「ひろしま手しごと市」コーナー、こども絵画展示コーナー、
似顔絵コーナー、カフェテラス
1階 工作コーナー、吉島おもちゃ病院
(2)路上ライブ BMX SHOW、よさこいソーラン、等
(3)食品バザー リユース食器利用による青空レストラン、地産地消コーナー(農産物販売)
(4)屋外イベント ごみダイエットステージ(ごみステーション)、
中工場から出た熱を利用した足湯コーナー、エコマネー交換所、
環境団体活動紹介コーナー、行政環境展示・温暖化ストップ、
環境に対する企業・団体の取組紹介、
ごみ重量当てクイズ、リサイクル・マーケット、
遊び・体験ゾーン(工作教室等)、
≪芝生広場≫
ニュースポーツ体験、動物と仲良く(捨て犬・猫展示)
イベントの終わりに「ゴミ0を目指して」、本日のゴミ排出量測定(ゴミ重量当てクイズ)実施
※ このイベントは、地元地域の皆様や小・中・高・大学生の学生ボランティアの子ども達等、多くの皆様方のご協力をいただいております。(昨年度のボランティア総数130名)
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